「旅する哲学」

DSC_1328

アラン・ド・ボトン著。原題は「THE ART OF TRAVEL」旅のアートを、旅する哲学と訳す必要があったのでしょうか?

表紙の絵はエドワード・ホッパー。彼は旅をしながら絵を描いた。他にもゴッホやらヨブやらいろんな人をナビゲーターに、著者は、旅は思索の助産婦であるという言葉を記している。それは何も乗り物に乗ってどこかへ行かなくても、自分の部屋を巡る旅でもよいのだ、というお話で締めくくる。

パンデミックの時代が来てしまい、旅がしにくくなった。仕方ないのでしばらくは心の井戸を深く掘り、自分の中に旅しよう。

静物画を描いてます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です