スーパー家政婦してきたこと 安楽寺の枝垂れ桜

飛行機に乗って、4日間横浜の娘の新居へ行ってきました。

横浜へ行くついでに、もといた町にも寄って、パン工房兼アトリエにのこしてきた粗大ゴミの搬出。捨てようかでも愛着いっぱいのソファと机を捨ててきました。車にバイバイしたときと同じくらい名残惜しい!もったいない!でも執着は捨てる!あの世へは何も持って行けない。

猫の思い出がいっぱいのソファ、これはまりきれいなのですごく躊躇。でも捨てた。ありがとう
絵の師匠から譲られた机、ごめんなさい?ありがとう
物が減ってすっきりしたアトリエ。ビアノを捨てる辛さを味あわなくてほんとーによかった!またお世話になるときは来るのかなー

人が見るとたぶんゴミなんだろうけど、私には人生の一部だったものたち。どれだけ愛着のあるものを捨てればいいのか?でも、たぶんわたしはあと10年も生きないとしたら、後に遺すモノは少ないほどかっこいい。心残りなくその日を迎えられたら後悔がない。旅人はモノは所有しないものです。

72歳で亡くなった姉は、病気になって余命宣告されてから、家を片付けることができなかった。息子と娘に任せるって。たぶんもう気力がなかったんだろうね。モノを捨てるのってすごいエネルギー使うから。元気なうちにやっておくべきです!

その日、友だち4人に順番に会って、久しぶりのおしゃべり。夜遅く、橫浜に到着。初めての相鉄線。

引っ越しから1か月経ってるのに荷物がまだまだ整頓されず大量に残っていて、びっくり!まぁ、私の荷物も片付けにくかったとは思いますので私にも責任があります。段ボールと格闘してきました。娘は赤ちゃん抱っこによる手首の腱鞘炎がひどくて重い物が持てなくて、自分でも片付かないことに心がくじけそうになっていたらしく、とても感謝してもらえて、わたしもうれしかった。花壇にお花も植えてきました。お水あげてくれるかなー。

3月21日は春の嵐。そんな中、娘夫婦はそれぞれのお仕事で出かけて、私はベビーシッター。無事に哺乳瓶の母乳を飲んでよく寝てくれたので、せっせと片付け。次の月曜日、帰る日もベビーシッターと片付け。買い物、料理(筑前煮を作り、それもめちゃくちゃおいしかったよとあとで婿からもメールもらい、喜んでいる私です)に洗濯。ついに時間切れでアイロンかけきれんかった(大分弁)

帰りの飛行機は夕方17:55羽田発。第一ターミナルに行ってしまい、歩いて第二ターミナル、そして搭乗口がまた遠い!歩いたーまた疲れたー

スーパー家政婦は働き過ぎて、大分に帰ってきた次の日(きのう)は一日何もせずぼーっとしてました。足の裏が痛い。宮本輝の「灯台からの響き」を読了。灯台、行きたい。出かける日まで取り組んでいたクリムトの切り紙も、モチベーションがゼロ。なにあれ?っていう感じ。

それで気分を切り替えるために、今朝は快晴の空に誘われて朝ドライブ。別府の安楽寺というところの枝垂れ桜を見てきました。

ちょっと盛りは過ぎてた
朝日

樹齢150年だそうですが、去年わたしが住んでいたアパートの窓のそばの枝垂れ桜と同じくらい。あー、あの桜は名所だったんだなー、咲くまで住めなかったなーと懐かしく思い出しました。

途中の林
志高湖が近い
白鳥さんがまだいます

帰宅途中、コメダ珈琲でこれを書いています。ここは絵本のアイデアが湧くところ。次は外なる宇宙と内なる宇宙の絵本にチャレンジ!

いま、気になっていた粗大ゴミの処分が終わって、ずいぶん気持ちが軽くなってる。わたしは一昨年から捨て続けて、ついにいまはエッセンスだけ残ってる。預かってくれる方々に感謝して、旅人になっている。とくにアトリエとして荷物を置かせてくださっているNさんご家族には感謝でいっぱい。あとは捨てきれなかった観葉植物を預かってくれた方3人。そして娘家族。そして、いま、猫付きのお家を提供してくださってるAさん、一年後はうちに住んで(笑)といってくださるYさん、シンガポールで一緒に暮らそうと言ってくださるシンガポール人のMさん、みんなみんなありがとう!どこへでもいつでも行ける身軽さ!そして、住むとこさえあれば年金で暮らせるようにしてくれたX夫にも感謝なのでアール。

池澤夏樹「ワカタケル」をこれから読むつもり。

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