たくさんのものを捨ててきて、最後の最後、出発の日の朝、あのこよなく愛した車にもお別れして、旅に出た私です。

最後にピカピカに磨いてあげた。バイバイ。
こちらでは比べものにならないくらい立派な車を貸していただいています。運転席の高さ、サイドブレーキの位置、ギアの感じ、まだまだなじめないけど、一年間よろしくお願いね。安全運転します!
さて、新しい生活ですが、まだ娘と孫が一緒なのでペースは整わず、なんとなく日々が過ぎてしまいます。皆様から、大分での暮らしはいかがですか?とメールをいただくのですが・・・
それでも、目標の絵本作り、とりあえず始めました。目の前の生後三ヶ月の赤ちゃんにも見せられる絵本。画材は色画用紙。アッブリケみたいです。




なかなか楽しい。
さて、きょうもよいお天気。朝、コメダコーヒーに来てみました。
こんな記事の載った週刊誌。

この記事の最後に、「いい人生だった、そう思えるように、最後の旅を味わい、残すべき言葉を綴っておく、それこそが人生の総仕上げになる」とありました。
私の場合は、絵本を作る、それが総仕上げ。
父、母、姉、長女、何人かの友だち・・・あちらの世界へ行ってしまった懐かしい人々。そのうち私も境界線を渡る日が来ます。今こうしてなんの悩みもなく日々を楽しんでいる私はよい人生だったというほかありません。ありがたやありがたや。
新しい町での生活が始まってます、とのタイトルだったはずだけど、遺書みたいな内容だね。ま、いいか。