美しい渡り鳥たち

2020年も下半期に突入しました。

各地で大雨の被害が出ています。テレビがないので映像を見ることがなく、想像するだけですが、すべて流された方、四年続けて畑が水没した、という農家の方、何の応援もできないけど、がんばってくださいと祈るばかり。

引っ越しをしてちょうどきょうで2ヶ月。パン屋さんを初めて2ヶ月余り、わたしもなかなかハードな日々を送っています。パン屋というのは結構力仕事です。二階の自宅と二階の工房を荷物を持って行ったり来たり、25キロの粉の袋を移動させることもあります。そのせいかここしばらく腰痛が出て、歩き方が年寄りになってしまいました。姿勢を正しく、おおまた歩きをしてないとほんとにおばあさんです。69歳でパン屋を始めることが無謀だったのか?

いやいや、まだまだ、年齢は意識が決めるのです!

筋肉を鍛えなくては、旅にも出られません。重い荷物を持てるようにしておかなくては。

そして脳も鍛えないといけません。バイオリズムの関係で、眠い日々が続く年頃があるそうですがそれかなと思うときも。物忘れ撲滅月間にすること。

60代はあと3ヶ月!

うちのそばの川に白い大きな鳥が来ます。サギかな。背中は灰色。すくっと水の中に立って、しばらく思案して、さっと飛んでいきます。かっこいい。

アオサギらしい。サギの中では最大。本宗のアオサギは渡りはしないらしい。

ツバメも、一生懸命子育てしてます。最近、いつも見守っていた巣のひなが、飛び始めました。エサの探し方を親から教わってるのでしょうか。

ツバメもアオサギも、姿も動きも美しくてかっこいいなーと見とれます。美しくいきてるかな、自分。みずみずしい感性を失ってないかな。要チェック。

雲の地図 バルト海

久しぶりに更新します。きょうは休日。雨もやみ、朝の空がきれい。バルト海とスカンジナビアの雲。ここへ、行ったよ!そろそろ三年が経ちます。

このバルト海は、猫に見えますね!チュチュかな。天国へ行って半年だね。玄関にお前のいないうちにはいまもあまり帰りたくないよ。

もう一つの雲の地図はイングランドとヨーロッパ大陸。

黒海まであります

東の空には天使の梯子。

見えるかな

朝の空が美しいこの部屋だけど、パンのお仕事の日はゆっくり眺めてる暇がないので、お休みの朝はいいですねー。旅をしたいという気持ち、思い出せました。でもときどき、もう異国のバスステーションで迷子になる勇気がなくなってきてるなって思います。

絵のお仕事も依頼があります。最近Youtubeにアップされた三原安美子さんのチャンネルです。「わたしのカーディガン」。

そして、今描いているこの絵は、注文いただいて模写。誰の絵かわからないしもとの絵がぼんやりしてるので細部は創作です。「モーゼの発見」。フェルメールの絵の部屋の壁に掛けられているものです。(ほんとは四角だけど、縦長にとの依頼)

ナイルにこんな木はないかと思いますが。そもそも女性の服装もエジプトではないのでいいことにしましょう。裸の女性は召使いだと思いますが、パピルスの茂みに引っかかった籠を取りに行くのに何も裸にならなくてもねー。不思議な絵です。依頼主さん的には籠に塗られたタールが主題です。

そんなこんなで、朝はパン、午後は制作、というちょっと楽しげな生活しています。早く旅をしたいなー。

ほっと我に帰る日曜日の午後

水曜から日曜まで毎朝パンを焼いて配達したり取りに来ていただいたりする日々。朝の六時からやると午前には終わるのですが、つぎの日の買い物など、頭はなかなかパンから離れません。夜にはつぎの日の仕込み。そうやって5日間はまたたく間に過ぎます。月火がお休みなので、日曜の午後はホッとします。そして、パン屋さんに時間を取られすぎていることを反省します。確かに、毎朝、少しのパンを焼くおばあさんになる予定ではありました。予定では朝のうちにお仕事は終わらせるイメージでした。改善の余地ありです。

きょうのパン、メランジェとアンパンは人気で、粉五キロ分も焼きました。72個のアンパンの餡を包むのはかなりの作業。もうあんパンはメニューからはずします!喜ばれるのは嬉しいけど、大事なのはセルフfコンパッション、自己への思いやり、です。

引っ越して一ヶ月が経ちました。ダンボールはそのままにしてクローゼットに押し込んで、必要なものだけ出しています。私は旅人、この部屋はホテルだと思って暮らしてます。次の目的地はどこなのでしょう。

ニュースです!何年か前にメルカリに出品していた絵(イコンの模写)が気づかない間に売れていました。

聖母子 模写

三万円でした!一週間前に、突然売れていました。慌てて発送しましたが、買ってくださった方はクレームもなく待っていてくれました。お礼のカードを同封して送りました。これは支持体から手をかけて、たくさん金箔を使って時間をかけて制作したもので、聖母の顔が若々しくかつ神秘的で、好きな絵でした。いざとなると手放し難い気もしましたが、断捨離断捨離。

3月末の個展から、今まで描いた作品が、生活を支えてくれています。私は画家であると自信を持ちましょう。パンを焼く画家がいてもいいでしょう。灯台が好きで、小さなパン屋に灯台という名前をつけた旅好きの画家です。きょうのパンの売上は、バイカル湖にかかる鉄橋を渡る汽車賃。来週の売上は、湖のほとりのホテル代。

楽しくなりました。

コロナビールを買いました

一時は生産停止になったそうですね。ただ名前がかぶっただけなのに!こっちのほうが先に名前をつけたのに!なので応援に、たった二本ですか買いました。風評被害に負けないで、とのポップがついていました。

時々しか注文しないけど、飲むといつもなぜか神戸のハーバーランドのモザイク広場のバーを思い出します。

これは去年の8月、湘南海岸のレストラン

ライムを押し込んで飲むものだとはずっと知らなかった私です。ラムネみたいに入り口で詰まりますね。

「マスタードの瓶のガーベラ」

DSC_0869

ここは久しぶりになってしまいました。パン屋のスタートでいっぱいだったのと、おうちWi-Fiがまだつながらないからです。ネット難民といいますか、あちこち無料Wi-Fiの使える場所を求めてウロウロしてました。携帯のモバイルデータ量が限界になり、追加しました。これは、もしかしたらネット依存かなーと思います。

アトリエからの掘り出し物、ガーベラのガラス絵です。

アトリエは今やパンの香りに満たされて、絵とパンが混じり合った感じ。私のこれまでの人生がこうして表れてるのですねー。

引っ越し先の部屋はまだ落ち着きません。仮の住まい、ホテル、という感じ。これも私の生き方の象徴。今後どこにいようと、旅人だ。

ホテル住まいにしてはものが多すぎますので、手放す!を合言葉に、執着を捨てていこう、と、思ってますが、いつも思うだけ。

では、そらそろクルミパンが焼けたかな。

窓の外の新緑  活用してないモノを捨てたい

いつの間にか冬ざれた木々が瑞々しい若葉に覆われていました。

引っ越し完了。広々した部屋。窓から新緑があふれてます。小田急線の見えるこのおうちにきたのは令和元年5月8日、ピッタリ一年して2020年5月9日退去。たったの一年のご縁でしたがこの部屋でもたくさんの方とパンを作りました。一ヶ月平均30人として、一年で延べ360人!ありがとうねー。いろいろ失敗もしました、不手際、物忘れ、みんな許していただいてありがとうございました。なぜかパンの生徒さんたちはみんな優しい方ばかり。

何回やっても最後のキッチン周りとかが、ギリギリになります。昨日もそれが大変でした。あとの案件はフレッツ光の解約。やろうとしたら、なんと6日後に立ち会いが必要とか。いやいや、もう引っ越しちゃったから立ち会えません!仕方ない、管理会社に頼むことに。その件で昨日はソフトバンクにオペレーターとのチャットをしようとしてもしても繋がらず、あきらめました。コロナのせいだそうです。

なんでも早め早めにしましょうねー、反省。

★このへんからは独り言で頭を整理してるだけなので読まなくていいです★

それにしてもダンボールの数がすごい。40はあったかなー。ミニマリストにはなれないにしても、ちょっとモノが多すぎ。70年生きてきたらこうなるのかな。手紙、日記、子どもの作文などの思い出、アルバム、お雛様にクリスマスツリー、こんなので10個はいきます。文房具がダンボール1個、使うのか?ホッチキスが3こ?彫刻刀は二箱。手紙セットがごっそり、各種カード、絵葉書も百枚くらい、なん種類もの可愛いシール、、、マキシマニストか?

新居はまたたく間にダンボールでいっぱい。床が見えない。

DSC_0804

もし、すべてのものを手放したら、どんな気もちになるだろう。

まず、二十歳から50年間、持ってきた日記帳。何十冊もの大学ノート。これを捨てるかどうか、これは新しい私になるための儀式になるかもしれない。いつまでも過去を引きずってる、過去を振り返り懐かしんだり後悔したりする、過去の自分を再体験する、そんなことは必要なのか?大切なのは今を生きることなのに!

わかりました。あしたから一日一冊ずつ捨ててみよう。どんな気もちになるかはそのうちわかるでしょう。そうやって加速度的に捨てられる人になりたいです。

観葉植物!娘の形見の巨大パキラ。一人では持てないくらい大きく育った月桃。下宿のMちゃんが置いていった花の咲かない観葉植物。一枝もらって挿したらおおきくなったアロマティカ。何年も生い茂ってる折り鶴蘭、十年前に引っ越し祝にいただいたポトス、一年前の引っ越し祝のパキラ、が5年前にミニ観葉でかったのに巨大になったアロエ(美しくも可愛くもなく、ただトゲトゲとしてゴワゴワ、怪獣みたい)。金のなる木二種類(金はならない)。以上、生きてるのに捨てられないでしょう?

お客様が多かった。食器がいっぱい。箱にいれてしばらく出さないことに。

洋服。ジーンズと白シャツだけにしてみようよ。スチーブ・ジョブズだって黒のタートルネックしか着なかった。

ツーリストらしく、スーツケース一つで生きられないものか?このへんで思い切らないか?人生はもう十分楽しんで、あとは旅をするならば、こんなにモノはいるのか?猫が死んだら旅に出るんじゃなかったか?猫だけが自分の足かせだったのではなかったか?何やってるの、自分。

そうでした。猫が死んだら旅に出るのでした。コロナが流行らなければ、今年の夏にでもシベリア鉄道に乗るのでした。この大量のモノはもう私には必要ありません。

「僕たちにはもうモノは要らない」!のです。

ふー、ガランとした部屋では思考が働きますね。

あ、電車!

こんなに近いのに静かな小田急線でした

了解です。パンは生きていくためのお仕事なのでパンの道具は必要です。絵は、そのために生きてるので、絵の道具も必要です。あとは必要最低限にしましょう。身軽になりましょう。目に見えるモノで身を守るのではなく、勇気と自信と知性と愛で身を固めましょう。何回でもさっと引っ越せる人でいましょう。

執着心を捨てましょうぉぉぉ!

思い出のCDケースのガラス絵たち

2017年、バルト海の周りの国々を一ヶ月かけて旅したときのCDケースのスケッチ。ストックホルムの旧市街の広場のと、ストックホルム、ウプサラの古い教会は、こないだアップしました。

先日の個展でWさんが五枚まとめて買って下さり、きょうやっと残りの三枚を仕上げてお渡しできます。引っ越しをする前にはお届けしたかったので、ダンボールの山の中で描きました。

デンマーク オーデンセ アンデルセンの生家、これ、私
すごーく寒かったんです。レインコート着ました。
バルト海クルーズ船より 灯台
エストニア、タリン 街の壁にある塔

可愛い街だったな。まぁ、旧市街以外は普通の近代的な都会でしたが。バルト三国の中では観光客が一番多かった。エストニアではAirbnbの宿に滞在しましたが、歴史ある木造建築のアパートメントの最上階のおうちで、旦那様はフランス人、奥様は日本人でした!あの、きしむ階段、かわいい猫のリリー、疲労で痛む齒、懐かしいです。そして、彼らは、その後生まれた女の子と三人で、一時帰国のときに私のうちに遊びに来てくださいました!嬉しかったなー。

いけなーい、思い出に、ふけってる場合じゃない。荷造り荷造り。明後日が引っ越しです。

またツーリストになりたいです。

荷物は、、、捨てたいです。

ニャンたち  飼い主募集中

猫が死んで4ヶ月。猫ほしい。でもでも、飼わない。旅に出るから。

友だちの友だちが保護猫の世話してて、写真を見せてもらった。血筋の正しい、長毛の猫と、あと一匹。

ペッパーくん(仮名) アメリカンカール 六歳 男の子
ジンジャーくん(仮名) マルチカン 六歳 男の子  手が、たまらない

飼い主募集です!彼らの名前を呼んであげる人!

そして、うちのそばの小田急線の高架横に、野良がいる。昨日遭遇。

石垣の上にいつもいる
かわいいね、でも警戒心強い

猫は本当に不思議な生き物だと思う。小さくて弱々しく、しなやかで強い。哲学的なたたずまい、美しい星のような目、宇宙人が猫の姿をして人間を監視しているという妄想に満ちた説もある。

早く、日本も、「ペット不可」などという賃貸条件がなくなるといい!公団も都営住宅も!(まぁ、最近公団住宅にはペット共生住宅というのができてきてますね)

旅を終わらせてから、人生最後のときには、あのお布団の上で、ずっしりとした温かい重みが移動するのを感じたいなー

「365日のシンプルライフ」

引っ越しの箱詰めをしてるときに、お友だちからメールが。「365日のシンプルライフ」を見て、あなたを思い出しましたって。彼女は私が引っ越すのを知らないはず。なんてタイミングよく。。

なんだか私に今必要な情報の気がして、箱詰めの手を止めて、さっそくネットフリックスで映画を観ました。今はすぐに家で見たい映画が見られるんですねー

フィンランド映画でした。ヘルシンキ。若い男が裸で夜の雪の道を走ってる場面から始まります。彼は、あまりに自分の部屋にものが溢れてるのにいやになり、すべてのものをトランクルームに預け、一日にひとつひとつずつ必要なものを出していく、一年間は一切ものを買わない、という実験を始めたのでした。まずはコートを一枚出して部屋に戻り、コートにくるまって何もない部屋で寝る、それが一日目。

毎日一つずつ必要なものを出していき、何が本当に必要かを考えるのでした。途中、お祖母ちゃんちを訪ね、ものについて話したとき、お祖母ちゃんは、「結局は全部遺して死んでいくんだよ」と話すんです。しみじみしました~ほんと、何もものは持って行けない。

このお祖母ちゃんは、映画の最後には老人ホームに入ることになり、お家にあったものは全部置いてゆき、彼はとても切ない気持ちになります。「人生はモノでできてるんじゃないよ」とお祖母ちゃんは、教えてくれました。

一年の実験を終えて彼が得た結論は、人生に必要なモノは100個、人生を楽しむためのモノは100個、ということでした。

さて私はどうしようか。トランクルームに全部いれてみる?  いやいや、彼は力持ちだしアパートにエレベーターもあるので後で運び込むのは可能だったけど、私の場合は無理無理。家具は運ばなくては。  服と本と食器は必要最低限だけ出して箱に詰めて押し入れに詰め込んておくことにしようか。

いやいややっぱり捨てよう捨てよう、空間がもったいない。

タイニーなお家にシンプルに暮らす。私の課題です。捨てられない貧乏性、そろそろ卒業。

実は、パン工房の隣室は素敵なギャラリー

パンと絵画の不思議なドッキング

坂浜画廊、という名前でここにギャラリーができたのはもう十年以上前でしょうか。あまり活動はしてきませんでしたが、この知られざる画廊には、日本でも屈指の古典画法の使い手、鈴木和道画伯の絵画を見ることができます。原画は7枚、ジクレー版画が十枚ほどあります。

「不思議なルール」混合技法 3号
「うさみみ帽子のフーガ」ジクレー版画

ご観覧、ご購入希望の方はお知らせくださいね。ホームページはこちらですが、まだ制作中です。