ほっと我に帰る日曜日の午後

水曜から日曜まで毎朝パンを焼いて配達したり取りに来ていただいたりする日々。朝の六時からやると午前には終わるのですが、つぎの日の買い物など、頭はなかなかパンから離れません。夜にはつぎの日の仕込み。そうやって5日間はまたたく間に過ぎます。月火がお休みなので、日曜の午後はホッとします。そして、パン屋さんに時間を取られすぎていることを反省します。確かに、毎朝、少しのパンを焼くおばあさんになる予定ではありました。予定では朝のうちにお仕事は終わらせるイメージでした。改善の余地ありです。

きょうのパン、メランジェとアンパンは人気で、粉五キロ分も焼きました。72個のアンパンの餡を包むのはかなりの作業。もうあんパンはメニューからはずします!喜ばれるのは嬉しいけど、大事なのはセルフfコンパッション、自己への思いやり、です。

引っ越して一ヶ月が経ちました。ダンボールはそのままにしてクローゼットに押し込んで、必要なものだけ出しています。私は旅人、この部屋はホテルだと思って暮らしてます。次の目的地はどこなのでしょう。

ニュースです!何年か前にメルカリに出品していた絵(イコンの模写)が気づかない間に売れていました。

聖母子 模写

三万円でした!一週間前に、突然売れていました。慌てて発送しましたが、買ってくださった方はクレームもなく待っていてくれました。お礼のカードを同封して送りました。これは支持体から手をかけて、たくさん金箔を使って時間をかけて制作したもので、聖母の顔が若々しくかつ神秘的で、好きな絵でした。いざとなると手放し難い気もしましたが、断捨離断捨離。

3月末の個展から、今まで描いた作品が、生活を支えてくれています。私は画家であると自信を持ちましょう。パンを焼く画家がいてもいいでしょう。灯台が好きで、小さなパン屋に灯台という名前をつけた旅好きの画家です。きょうのパンの売上は、バイカル湖にかかる鉄橋を渡る汽車賃。来週の売上は、湖のほとりのホテル代。

楽しくなりました。

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