きょうはパン教室の話題です。きのうは土曜パンクラスで、小学生二人と体験の方の3人でクロワッサンを作りました。
クロワッサンはおなじみフランスの朝食に食されるパンです。正しく発音したければ、コワサンと言うといいかも。三日月のことです。17世紀、オーストリアがトルコに勝利したとき、トルコ軍旗の三日月を模して作ったと言われていますが、どうもそれは嘘で、マリー・アントワネットがフランスに嫁いだときに、連れて行ったデンマークのパン職人が作ったデニッシュペストリーから始まったとか。
どちらにしても、バターを何度も折り込む面倒な工程を経るパンです。でも、慣れてコツをつかめば大丈夫です。小学生の生徒さんたちも上手にできました。
いつか、長い旅の途中、パリのセーヌのほとりのカフェで食べてみたいけど、たぶん、密かに、「わたしのクロワッサンの方が美味しいなー」とつぶやくかもしれません。そして、そろそろ80歳になるし、このあたりで日本に帰ろうかなーと思うかもしれません。(妄想)