大分ありがとう&バイバイ展に向けて針もつ日々

いよいよ素晴らしかった大分暮らしも残すところ2か月。偶然、コトブキヤという画材屋併設のギャラリーが3月に空いていたので借りることに。使用量1週間一万円というお安さ。とても広い。

今回は量より質で!百均の額はやめる、数を増やすためのやっつけ仕事はしない!と初めてみたけど、額代の支出が日々かさんでゆく。いくつ用意できるか・・・安く抑えて3000円くらいとしても、30枚そろえると9万円。うーん、つらい。作ろうかな。小さなガラス絵は油絵用のような重厚な額に入れたいのです。こんなふうな。

小出楢重「裸婦」ガラス絵3.6㎝✖5.5㎝

ガラス絵の形容には「煌めきの」という言葉がお約束のように使われます。こんな額に入れてあげたくなるような、密度の濃い作品にしたいものです。この絵はオークションで百万円以上になっています。

ギャラリーは店舗のビルの3階。だれも通りかからない場所なので、たぶんお客様は来ないね。孤独な個展になる予定。

今までずっと正方形にこだわってきたけど、今回は夢の中にでてきた縦長の構図にチャレンジ。画法も変わりました。

チェロとけし (色は未完)
チェンバロとプラハの天文時計
アンモナイト(仮)
木馬

黒く塗ったガラスを針でひっかいて描くので、一日やってると手が疲れます。着彩する前のほうがいい感じのこともあります。

東京に帰ったらどんな生活をするのかぜんぜん決まってなくて、我ながらおかしい。4月、せっかくなので九州を一回りして、山陰回りで米子市の友人を訪ね、神戸と名古屋で懐かしい何人かの友だちに会って、橫浜の娘宅に行こうと思ってます。

シベリヤ鉄道に乗ってヨーロッパにいくのはいつのことになるのでしょうね。あきらめかけてます。

人生は終わりなき旅だけど。

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