2021年の始まり

ここの投稿をご無沙汰しました。

あけましておめでとうございます!

去年は鳥取までドライブしたお正月でしたが、今年はどこへも行きません。なぜなら、もうすぐ海の近くの町に引っ越すからです!

それは大分市。九州。

娘の婿の叔母さまのおうち。転勤で留守になったおうち。一年間、キャットシッターをさせていただくことになったんです!決まったのは12月、娘の出産後のお手伝いに大分に行ったときに、ここならしばらくすんでもいいな、旅人きぶんでって思ったんです。とうきょうの

とうきょうのアパートは引き払って、捨てるものはすてて、捨てられないものは娘宅に預けて。

自由なわたし。家もない、世話する夫も、猫もいない。こんな選択、できるおばあさんに、気づくとなっていました。

こないだ、夕暮れ時、きれいな夕空で、つい「暮れかかる都会の空を思い出がさまよってってゆくの、光る風、草の、波間を駆け抜ける私が見える 青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまう あの頃の私に戻ってあなたに会いたい」と歌ってみたら、なんと、今の私の心の状態はは、26,歳の私と全く同じで、あのときの自由な自分は、今も全く変わっていない!そんな気がしたんです。70歳なのに。

26歳の私は、あのあと、結婚をして、夫という柵(しがらみ)、子どもたちという柵、その中で生きて、その後は猫という柵、その後はコロナという柵、次から次へと、自由を阻むもののなかでいきてきた。それが今、あの26歳の頃の「孤独で自由」という懐かしい自分に回帰している。錯覚かもしれないけど。老化という柵、いまはそれをわすれられるほど元気。あとしばらくこの状態が続いてくれますように。

しがらみしがらみと言ったけど、夫との暮らしも子どもたちの存在も、とてもとても感謝しています。良い人生でした。豊かな経験ができました。幸せでした。

おまけにこないだは孫までできて、こんなわがままで自分勝手な生きかたをしてきたわたしにも、天はご褒美を与えてくれた、そんな気持ち。

パンのお仕事は、流れのままに。また帰ってからもできるように、工房はそのままにさせていただきました。

さあ、身辺整理!

大分に引っ越すにあたって、アトリエの片付けをして、この場所もなんて大きな祝福だったんだろう、としみじみと感謝しました。ちょっと普通じゃないよ。

お金がないなーと言いながらも、たくさん旅行もしたし、実は私はめちゃくちゃ豊かでした。

今年はここの更新、頑張りますね。海のそばの町での、猫たちとの暮らし、楽しみだなー

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